イレブンワークス

~主夫→起業のキセキ~

7/28 アマチュアキックボクシング3戦目のまとめ!!

こんにちは!イレブンワークスのイレブンです!!

 

3 連 敗してしまいました(泣)

 

早速ガンガン振り返っていこうと思います!!!!

試合3日前の衝撃

2度の敗戦を経て、今回はどんな風に戦っていきたいのか……

まず手数を増やし、そしてその手数の中身として、パンチの割合を増やしていきたい。

そのための練習に割り当てたのが、前回、前々回の「いつメン研修会」です。

その様子は以下のリンクから!!

 

elevenworks.hatenablog.jp

 

elevenworks.hatenablog.jp

もちろん、ジムでの練習においても同じ目的を持って行っていました。

ジムではいち生徒の立場ですので、その日習った内容の中で「あ、これは使えそうだからめちゃくちゃ反復したいな」と思っても全体の進行は止められません(笑)

そんな時、いつメン研修会が助けになります☆

いつメンと一緒に、やりたい内容を気が済むまで反復して初めて気が付くことがあります。それをまたジムの先生に相談すると、また新たな問題に気が付いて……

その繰り返しで、楽しく上達できている手ごたえを感じながら、試合に向けての日々を過ごしていました。

 

いよいよ試合3日前となった時、ジムの会長から1通の連絡が。

「今回の対戦相手なんですが、体重が63㎏なので……イレブンさんは減量無しで行けますね!!」

とのこと。

……

…………

………………

えええ!?相手デカい!!!

試合のエントリーは体重5㎏刻みで枠が用意されており、何kg級で出場したいかを事前申告する形です。私は、過去2戦と同様に60㎏以下でエントリー。

大会主催者側は、エントリー状況を見て、同じ体重かつなるべく格闘技歴が近いもの同士の対戦になるようにマッチメイクします。

ただ、エントリー状況によってはどうしてもうまく行かないことがあります。今回、私がそこに当てはまってしまったようです(涙)

私は今年初めの初試合以降60㎏前後の体重を保っており、体脂肪率も比較的少ないので……そもそも試合前に特に減量を頑張るということがありません。現にこの連絡を受けた時点で体重が59㎏でした。なので「残り3日間減量をしなくても良い」というメリットが無く、純粋に体重が3㎏重い相手と戦わなければいけません……。プロ格闘家のように、お互い極限まで身体を研ぎ澄ましたうえでの3㎏差、というわけでもないのですがね(汗)

そもそも、この会長からの連絡は確定次項ではなく、あくまで打診なので「ちょっと体重差マッチは勘弁してください」と言って断っても良かったのです。

結局、自分よりも体格の大きな相手にビビりながら、試合自体は受けることに──。

運命の歯車が狂い始めました(笑)

試合直前に新情報!?

減量をしなくても良いことによるメリットは無いといったものの、いざ当日になって計量オーバーをしてしまうのは怖いので、最後の3日間は食事の内容や量に気をつけるつもりでした。

しかし、今回の話があったので逆に豪勢に食べまくることに(笑)

良く寝、良く食べて心身ともに安定したかなと思います。たとえほんのわずかでも、思いついた時に目の前の物を食べられないのはストレスになりますので……。

こうして当日を迎えましたが、結局直前の計量で60.15。たったの3日間でデカくなることは出来ません(笑)

 

受付をしたり、体重を測ったりしつつ、いつものジムの先生(運営スタッフとして会場にいます)と話をする中で、相手選手についてもざっくりと聞くことが出来ました。

 

「確かにウチのジムの会員ですけど、ここしばらくはほとんど顔を出してません。練習をしているかもよくわかりませんね……。

 来てた頃に見た感じとしては、頭を起こした立ち方で構えの両手も開いています。前蹴りを当て放題じゃないですかね?練習不足と前蹴りで、すぐにスタミナを削れると思います」

とのことでした!!!

 

うーん……。

ここで迷いが生じました。

なるべくパンチを多くして戦うのが今回の目標。しかし、体格が大きい相手に正面から殴り勝つことが出来るのかという不安は、話を受けた時から持ち続けていました。

そんなところにこの情報。まずは前蹴りで距離を取って様子を見るべきではないか?前蹴りを使うなら、今回は封印すると決めたムエタイ・アップライト(比較的、スロースターターになりがちなスタイルです)を採用すべきではないか?と……。

 

正直、良く分からなくなりました。まずは前蹴りを1本入れて、あとはその場に任せよう!それだけを決めて、試合開始時間を待つことにしました……。

いざ試合!!

あれよあれよという間に試合が始まりました!

まず、自分は左の前蹴りを打ちましたが……相手選手のリーチの長さに間合いを見誤って空振り。そこに右のローキックを合わされてしまいました。

このローキック、相手選手のファーストアタックだったのですが……思い切りの良さに脱帽です。威力が凄かった……。

続いては左ミドルキックを打ったのですが、あまり脅威を与えられず右ストレートで返されます。

ここでも私からの仕掛けが弱く、相手選手の返しは非常に強く思い切りが良いのが印象的でした。私のキックがもっと強ければ、相手選手は容易にパンチで返せないのですが……私のキックが、様子見程度で本腰が入っていなかったことによりこのような展開に。

その後は、右利きの相手選手にとっては威力を込めやすい右の攻撃(右ストレート、右ミドルキック)が来ることを意識してしまい、攻撃を打ち込みにくくなってしまいました……。何を打っても、全力の右ストレートをぶち込まれそうで……”飲まれている”状態だったと振り返って思います。

用意してきた攻撃も、萎縮してしまってどれも上手く出せませんでした。唯一スムーズに出せたのは、右ストレート→右ローキックですね。

特にパリング2連からのストレートは、パンチ勝負を印象良く仕掛けられるので肝入りで練習してきた内容だったのですが……

相手選手の構えの両手が開いている。ここにパリングの2連を仕掛けようとすると、こちらの両手はさらに大きく開くことになります!!

こうなると流石に自分の顔面が無防備すぎる。この攻撃は、構えが引き締まっていてパンチがコンパクト、かつリーチが同じくらいの相手だと決まりやすいのかな……などと思った次第です。

秘密兵器として用意した『ツイスト前蹴り』に至っては……萎縮してしまって前段階である左フックが出せなかったので、1発も出せずに終わりです(泣)

結局、終始こんな調子で2分2ラウンドが経過し……判定負けしました(泣)

まとめ

今回、先生がセコンドから掛けてくれた声のいくつかを振り返ると……

「マスじゃないですよ!」「ふわっと入らないで!」「戻りが遅いです!!」

といった内容でした。

様子見だからと言ってぬるい動きをするな、という意味で言ってもらったことだと思います。

やはり私は、スロースターターであるという自身の弱点を克服できていないようです……。

 

今回、具体的な技ではなく心構えとして試合以前に教わっていた内容が2つありました。

「今回は相手にダメージを与える強い意識を持ちましょう」

「常に力んでいてはすぐにバテます。軽く動いて、打撃を当てる瞬間だけ力むようにしましょう」

というものです。

この2つの教えは、矛盾せず両立することが出来ます。しかし、未熟ゆえに自分の中で統合できませんでした。

その結果、スタミナ消耗を恐れてぬるい動きで様子を見てしまった。それに対して、相手選手はいきなりMAXです。2分2ラウンドは短いので、これだけでもう勝負ありだったなと思います。

(後から聞いた話ですが、相手選手は我々のジムにこそ来ないものの、仲間内でチームを組んで練習しているそうです。気合いの入ったメンバーたちを会場で見かけましたし、バチバチ打ち合う良い練習をしていたのでしょうね……)

 

試合が終わって、また次戦に向けてもう何度も練習に出ています。

先生も、引き続き私の課題を踏まえ、次戦のために考えてくれています。

先生曰く……

「マススパーをやっている意識のせいで、パワーもスピードも半端な攻撃になっています。しかも、それら全てを当てようとしている。それでは『本物』を1発返されたら全部吹っ飛びます。当たると怖いと思わせられるキレのある攻撃を、当てない間合いで『捨て攻撃』として見せる。その中で相手のディフェンスや反撃のリズムを測り、本当に攻め込むタイミングを探るんです」

とのこと。

先生のアドバイスが高度になってきている気がします(汗)それだけ期待されているのかもしれません(笑)だとしたら、今回はがっかりさせてしまいました……。

実際先生には「過去3戦で1番ダメでしたね……まあ仕方ないっす」と言われてしまいました(泣)

難しくも挑戦しがいのある課題に、また立ち向かっていきたいです!!

しかし、この課題の1つ手前に、次の試合の目標として個人的にもう一つハードルを設けたいですね……。

高度な目標よりもまず心掛けなければというもの……

それは特攻とか、玉砕とかそういう精神だと思います(笑)

私は小手先のことを考えすぎています。アマチュア試合の2分2ラウンドは、絶対に元気良く攻め続けている方が支持されます。それが頭ではわかっていながらなかなか出来ない。

 

次こそは!!!

 

それでは、また次回お会いしましょう(笑)