イレブンワークス

~主夫→起業のキセキ~

私の経験、学びについて(護身武道編)

こんにちは!イレブンワークスのイレブンです。

 

先日の記事で、私は柔道と、古流武術を学んだことについて触れました。

今回はそこを掘り下げます!どんなことを経験し、そこから何を学んできたかをまとめていきます!

↓↓↓先日の記事↓↓↓

 

elevenworks.hatenablog.jp

もくじ

◆柔道

一生のうち、運動歴が全くないのではないかと私の中で疑惑が生じている父。

中学では県大会、高校ではインターハイに出場し、私が産まれてからも職場の付き合いでゴルフ、バレーボール、スキーなどをこなす母。

そんな両極端な親の間に産まれた私が5歳になったころ──。両親は息子である私に柔道か空手のどちらかをさせたくて、近所を探したところ、見つかったのは柔道教室でした。本人の意志は曖昧だったそうですが、とりあえず柔道を習わせ始めたとのこと。

 

幼稚園児〜小学校低学年頃までは、柔道教室に行くのは遊びの延長だったので無邪気に楽しめました。しかし高学年になってくるにつれ、周りでは柔道という競技で勝ちたいと思う雰囲気が高まり、体が小さく真面目でも無かった自分にとっては徐々に居心地が悪くなりました。

 

中学生にもなると、試合に出る恐怖に完全に呑まれ、当然結果も出ず…そんな折に交通事故に遭い、その治療ついでにフェードアウトしてしまいました…。

こんな経緯ですが、得られたものもありました。

 

★柔道で得たもの

・受け身。板の間やコンクリート上でも受け身が取れる。酔っ払って自転車から落ちても無傷。

・柔軟性。休憩時の座る姿勢がストレッチになっており、毎回無意識に股関節をストレッチしていた。

・平衡感覚。立ったり寝たり転がったりしても自分の体が置かれた状況を把握できる。

 

◆古流武術

柔道を辞めて以来、特に新しい事をやる気になれないまま中学を卒業し、高校でも帰宅部を選択した私。

高校では選択授業で柔道があったので、唯一輝けるチャンスかも!と思い、一人で筋トレをして臨んだこともありましたが、基本的には武道はしていませんでした。

 

大学入学時は心機一転、部活動に入り、仲間と楽しみたいなと考えました。

立ち技系格闘技『K-1』に憧れる少年だったので、空手部にしようか…せっかく柔道で覚えた受け身を活かしつつ、新しいことを始めたいので合気道部にしようか…などと考えながらの入学式。そこでもらえた部活動紹介冊子をめくると──。

『突き、蹴り、投げ、関節極め、武器術もできます!』と書かれたページが!!

それを見た瞬間、私の大学4年間を捧げる舞台が決まりました。

その武道の名は

『相生道』

前回の記事で「古流柔術を近代化したものを学んだ」と書いたのはコレの事です!

この相生道という武道は、江戸時代から伝わる古流柔術を、広く学べるように再編したものだそうです。なんでもかつては一子相伝だった(しかも平成まで続いてた)とか…まるでマンガの中の世界ですね!

 

『流紋』と呼ばれる相生道のロゴ。円で完結せず螺旋を描き発展を続けるとの思想が込められているとか。

 

さて、この相生道は、日本中でも練習できるところがほとんど無い珍しい流派です。どんな武道なのかというと…有名どころの中で、ある程度似ていると言えるのが少林寺拳法。また、躰道という武道があるのですが、こちらは思想面なども含め更に似ています。

突き、蹴りを繰り出す中で、相手が防御のために手足を動かせば、それを取って、関節を決めたりしながら投げることも可能。また、上下左右に動くことを重視し、真っ直ぐ押しまくるような攻撃はなるべく避けるよう教えられます。

手首や腕、胸ぐらをつかまれる、後ろから抱き着かれたり羽交い絞めにされる…などなどに対処するケーススタディも豊富で、一般的な護身武道のイメージに近いと思います。

wikipediaに項目もありますので、興味のある方はゼヒ!

相生道 - Wikipedia

 

この武道を学んでいく中で、特に貴重な経験をさせてもらったので紹介します。

いわゆる「師匠」的な存在がいらっしゃるのですが、その方は一般の勤め人であるため、毎回の練習に顔を出してくださるわけではありませんでした。しかし、そのおかげで、3年生が2年生に教え、2年生が1年生に教え…という仕組みが出来上がっていました(4年生は就活のため半引退、自由参加)。そのため、上級生になるにつれ、誰しもが”指導経験”を持てる部活動でした。

補足:他のスポーツでも上級生は下級生を指導するとは思うのですが、この流派では、年に2度の審査を経て昇級していくごとに、学べる技が増えるという仕組みだったので、上級生が下級生を指導するという形がよりはっきりする形でした。

柔道の昇級試験は実戦的な試合での勝敗であり、どの技を練習するかに制限はありませんでしたので、その点が新鮮でもありました!

さらに、学生を講師として派遣し、地域のコミュニティセンターで護身術教室をやっていた時期もあり、志願者はそこで一般の方に指導することもありました。ちなみに私もそこで経験を積ませていただきました!

また、半引退の4年生の時には、海外からの留学生が数人入部してきました。

現役の学生同士で教えあうのとは別枠で、留学生たちへの指導もすることになったため、現役生たち自身の練習機会の確保のため、私が中心になって指導を引き受けることになりました!

とはいえ私は英語が達者なわけではないので、日本語をなるべく優しい表現にして、かつ武道の精神を伝えられるように考えを絞りました…。

苦労も多かったですが、その留学生たちとは今でも友人として交流が続いており、自術指導としても異文化コミュニケーションとしても、とてもいい経験になりました!

 

また、柔道時代と違い、自分自身が意欲を持って取り組んだ武道であったため、毎日やる気に満ち溢れていました!そして、溢れ出したやる気は過去の自分へと向かったのです──。

武道を自分の意志で学ぶようになって思い返してみると、柔道には不誠実に向き合っていたな…辞める際もいきなりフェードアウトで不義理をしたな…との思いが募りました。

そこで私は「柔道の先生に挨拶に行こう」と思い立ちました。

思い立ったらすぐ行動で、アポイントも取らず、かつての柔道教室の練習時間にいきなり現れた私。

約7年ぶりに先生の前に顔を出しましたが、先生は一目で私のことを思い出して下さり、練習中の子どもたちをいったん整列させ「今日は先生の大切な客…昔の生徒が指導をしに来てくれた(そんなつもりではありませんでした笑)。今は大学で古武術を学んでいる。彼の胸を借りて学ぶように」と歓迎してくださいました…。

その後も「これまで面倒を見てきた生徒たちを、年代を超えて集めてバーべキューをするので来なさい」と声をかけて下さいました。

その席では、なぜか並み居る先輩を差し置いて「隣に座りなさい」と…。

改めて考えてみると、先生は嬉しかったんじゃないかなと思います。自分も含め、単に辞めたくなったり、他の競技に移ったり、怪我が重くなったり、受験のためだったり…年長になるほど歩留まりが悪い中、大学生になってまで、柔道ではないにしても武道を続けていたのは私くらいだったから。

不真面目、不義理を反省して挨拶に来たこと、柔道と共通する部分もある流派を今も学んでいて、柔道のエッセンスをまた活かしたいと考えていること──。そんな風には伝えませんでしたが、先生は全てわかってくれていたと思います。

 

先述の通り、私は柔道で受け身を覚えたため、相生道を習い始めた時、周りより一歩リード出来ました。柔道の経験は、すぐに相生道に活かされた形となりました。

しかし、技術的な部分だけではなく、こうして古巣に筋を通した(?)おかげで、精神的にも、柔道と相生道という二つの武道のキャリアがつながったような気持ちになりました。

そんな相生道からは多くの物を得られたと思っています。

 

古流柔術で得たもの

・マニアックでロマンある古武術の理論

・打撃技。居残り練習として、フルコンタクト空手ルールでスパーリングしてくれる先輩もいたのでそちら系統の技術も

・何人もの生涯の友

・技術を習得し、指導する経験。生徒役と先生役を頻繁に切り替える学習法

・柔道への里帰りから、武道、格闘技が好きという原点に立ち返る気持ち

 

★結果、成果

・初段。柔道と違って帯が無い。初段より前は袴が紺色だが、段位取得を期に黒になるので初段のことを「黒袴」と呼んだりする

・大会優勝という経験。競技人口が非常に少ないため、少人数の集まりが実質全国大会になる。そこでの武器術、形の部門で優勝することができた。

 

◆まとめ

我ながら良い縁に恵まれまくっているな…と、この記事を書いていて思います。

その縁のおかげで、武道や格闘技を好きで居続けられるということにも感謝が尽きません。

私は、競技者として優れた存在ではありませんでしたが、長く楽しむ愛好者として幸せ者だと思います。

この幸福を発信したい。運動が好きな人にはもちろん、運動そのものが嫌いになってしまっている人に、少しでもポジティブな気持ちを持ってほしいと考えています。

興味がない種目を、衆目の中で、競技としてやらされ、勝敗を問われるような状況で、スポーツを好きになれという方が難しく…っと、こんな話もまた今度していきたいです(笑)

 

さて、今後は、前回の記事でラインナップした「やりたいこと」の掘り下げをいくつかの記事かに分けて行い、そのまとめとして、改めて自分が何を提供できるかを「お品書き」のように箇条書きにする記事を作りたいなと考えています。

 

それでは!