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~主夫→起業のキセキ~

主夫→起業のキセキ

こんにちは。イレブンワークスのイレブンです。

 

今回は、身の上話第一弾として、起業に至るまでの経緯を簡単に記していきます。

 

当ブログのサブタイトルであり、当記事のタイトルである「主夫→起業のキセキ」について、自己紹介もかねて簡単にご説明します!

途中、保育園入園、退園の問題(保活、待機児童関連)について触れるので、そこだけ見出しにしておきます!

 

 

私は、1986年5月28日、岐阜県岐阜市生まれの36歳。ダルビッシュ有本田圭佑ウサイン・ボルト…趣味の格闘技で言うと石井慧や京太郎と同い年です。大学進学を機に愛知県名古屋市に下宿、そのまま名古屋市の企業に就職し、結婚を機に愛知県春日井市に引っ越して今に至ります。

その間に転職、子の誕生、主夫の期間、病気、宮仕えの期間など紆余曲折を経て、今回の起業に至りました!箇条書きにすると以下の通り。

 

大卒後、民間企業(販売系)に就職(5年4か月在籍)

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民間企業(金融系)に転職、直後に長男が誕生(2年8か月在籍)

 ↓

2社目を退社後、専業主夫として在家庭、退社時点で妊娠中だった次男がこの期間に誕生(1年4か月)

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県の非常勤職員として勤務。妻がフルタイム勤務の正社員であるため、息子たちの送迎や夕食、お風呂などを担当する兼業主夫(4年在籍)

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5年目の辞令が、子どもたちの送迎の時間と折り合いがつかないものだったため辞退、再び専業主夫へ(6か月間)

 ↓

起業!!!

といった経緯です…。


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注意深くお読みいただいた方はお気づきかと思いますが、肝心なタイミングで転職しちゃったり退職しちゃったりしています……。

妻も気が気ではなかったでしょう…多少意見がぶつかることもありましたが、今は自分の最大の理解者、支援者となってくれています!

「堅実に稼ぐ方は私に任せろ」という漢気溢れる言葉をもらったこともあり、本当に感謝しきれない存在です。

 

1度目の専業主夫期間は、会社勤めでダメージを負ってしまったことと、次男誕生が近づいていたためサポートに専念してみようということで、特に自ら期限を設けることなく始まりました。

しかし、1年も過ぎると、このままどこまで行くのだろう…と漠然とした不安を感じながらの生活になっていきました。

そんな中、大学の後輩が単発の仕事(積み重ねて後に正社員登用を、というつもりで)をくれたり、また別の後輩が、県の一般職非常勤職員という枠があることを教えてくれたりしました。

しばらく後に、後者の話に乗って、県職員の末席として子供の面倒を見ながら4年間安定して働くことが出来ましたが、5年目で上述の通り折り合いが付かなくなり退職…。

保活について

再びの専業主夫期間に入りますが、ここで立ちはだかるのは「専業主夫が家にいる場合、次男を公立の保育園に預けられない(特殊な事情が無い限り優先順位がかなり下がる)」という制度でした。

実際のところ、次男は既に保育園年長になっており、待機児童が他に居たりはしないような状況でしたが、あまり大っぴらに「働いてませんけど保育園に入れてます」というわけにはいかないので、保育園からはせっつかれつつ「今仕事探してるんでもう少し待ってください…」という趣旨の書類を定期的に提出することで凌いでいました。

しかし、調べていくうちに、起業して個人事業主になれば、自分で自分に「就労証明書」を発行できるため、この問題をパスできることに気が付きました!

自治体によっては、業の実態の証明などが必要だそうですが、愛知県春日井市においては、毎年4月に所得を証明できるもの(確定申告書類など)を提出すればよい、とのことでした……。

 

ん?毎年4月……?

 

そう!4月になればもう次男は卒園!!

税務署に行って、簡単な紙一枚の開業届を出すだけで!業の実態や所得を証明することなく!大手を振って次男は保育園に居られるのです!!!

これは次男が既に年長になっていて、最後の1年だからこそ使える裏技的なものだと思うのですが、同様のルールの自治体なら有効に使えるのではないかと思ったので、少し自己紹介から脱線してお話してみました。

----------保育園についてはここまで----------

 

こうして私は、この「次男保育園通えない問題」を応急処置的に対処するため、流れで形だけ起業することになりました。

失業保険もちょうど受給終了したタイミングで、収入を得るための活動に支障はなくなりました(失業保険受給中に活動すると、その日数分を日割りして受給額が減ります…)。

正社員の妻の稼ぎのおかげで、なんとしても今すぐ稼ぎ始めなければ!というわけでもなく、じっくり腰を据えて家庭のことに取り組む方が対処しやすい事情(これは後ほど記事にします)もあります。

 

ペーパー起業家として何も始めなくても……

実態を後付けするために実際に何か始めても……

 

どちらでもいい状況となったのです!!!

 

ある意味大学生以来のモラトリアムかもしれない……しかしそれに浸っているとダラけてしまいそうだし、自分自身も何か始めてみたいと思っていたりもしたので、今回の起業をきっかけにあれこれと始めていきたいと思いました!!

ちなみに「所得税青色申告承認申請書」を開業届と同時に提出してしまったため、仮に収入ゼロでも、大変だと評判の青色申告を行わなければなりません……。

退路を断つためにそうしたのです!!(カッコつけ笑)

 

度重なる状況の変化…その都度の家族会議では遠慮なく意見をぶつけ合いました。

そして専業主夫という道を認めてくれた妻…仕事の情報をくれた後輩たち…。

次男が保育園に通い続けるため…あるいは、自分の立場を正当化するため?に足掻いて見せたことも今に繋がっているかと思うと、奇跡のように思えます。余談ですが、1度目の専業主夫期間から、県の非常勤職員としての4年間の最初の方にかけては病気が悪化し(これも詳細は後の記事にて)、日常生活も危ぶまれるか、というところから何とか立ち直っています。

この奇跡のような軌跡を、発信し共有していけたら…というのが当ブログ『イレブンワークス ~主夫→起業のキセキ~』というわけです!!

 

……ありがちな掛け言葉ですが、自分の気持ちにピッタリです。

 

それでは、また次の記事にて!